Beijing Graffiti Report by “SHIRO”

静岡出身で現在はN.Y.に在住しながら、世界各地を舞台に活躍するグラフィティアーティスト”SHIRO“。世界のイベントに呼ばれ活動する彼女が自らリポート!Thanx and Big Respect my sis “SHIRO”!!!

今回はヒップホップシーンを含め発展著しい中国は「北京」からのイベントリポートです。

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Smer(China),Zak(Russia),Zebster(German)

今回は北京をベースに活躍するグラフィティのクルー “ABS Crew” が主催するヒップホップイベントに呼ばれて行ってきました。参加したのは、ドイツのOn The Runマーカーの主宰でもある”Zeb Roc Ski“を中心としたドイツに加え、中国、ロシア、インドのアーティストとあたしSHIROの日本を入れた国際チームでした。

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この壁の背景を全部担当したんですが、隣で今回初参戦のロシアのZakと中国のSmerが超かっこいいの描いてるんで1人でバトルしてました。

 

メンバーとのオフショット

Zeb Roc Skiのプロジェクトはいつも限界まで書かされるのでいいトレーニングです。絵描きはマラソンとかトライアスロンみたいなエクストリームスポーツになってて限られた時間でどれくらい描けるのか、挑戦するのは楽しいです。最近描きすぎで肩の肉離れが治りませんが…w

 

ニューヨークの地下鉄をモチーフにしたいわゆる「トレインブック(電車のアウトラインが書かれているノート)」を大きくした壁を作ってくれて、それをチームに分かれて描きました。

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Spade(German),Zebstar aka Zeb Roc Ski(German)

 

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Trun(Russia),Kayo(German),Bike(China)
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Screw(China),UNKNOWN,UNKNOWN
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SHIRO(Japan),Diego(China),Qincy(China),Mask(China)

場所は北京郊外のアウトレットショッピングモールです。最終日にはダンスのエキシビジョンもあって盛り上がっていました。

 

北京の人たちはみんないい人で、たくさんの人が声をかけてくれていました。言葉は通じなくても生活において共通点も多くて、中国は日本のカルチャーも発祥の地マザーランドなんだと感じました。中国のヒップホップシーンはまだ新しくて、今後中国の独自の文化と融合してもっと面白くなっていくと思うんで、時々行って観察したいと思います。


Photo & Text by SHIRO