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VOL.4 “Klunker”

アンダーグラウンドの自転車情報を発信する第4回はMTBのルーツと呼ばれる「Klunker・クランカー」です


当時を振り返るドキュメンタリー映画「KLUNKERZ」などでも話されている通りに70〜80年代に掛けてのワルガキ達の遊びがルーツになっていてみんなで自転車持って裏山に登ってガンジャ吸ってビール飲んで自転車で山を下って遊んでいたわけですね。

のちにGrateful DeadモデルのMTBなども発売されていることから、ヒッピームーブメントなどのカウンターカルチャーなどにも密接に関わりが有るのが解ります。ベースとなるのはフェンダーなどのアクセサリー類を全て外した、戦前に作られた頑丈なビーチクルーザーフレーム。そこへ色々な所から集めた古い自転車パーツやらオートバイのパーツを流用するなどして知恵と工夫を搾り出して作り上げるのがKLUNKERだったのです。 その後色々な会社などが立ち上がり量産体制が生まれ、よりスポーツとしてのMTBへと成長していく訳です。 ToxicWorksでもKlunkerを日本のフレームで自分なりの解釈で再現した物を作ったことが有ります。’50〜’60年代の日本の関根自転車の実用車フレームに、ホイルサイズは最新の27.5インチで駆動系あたりを高性能なもので固めて、そして全体のJUNK感を損なうことなくまとめて仕上げました。

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TOXIC WORKS のブログから

高級な部品を付ければ良いと思ってる自転車フリークが多いですがもっと試行錯誤を楽しんでみてはいかがでしょうか?


text by 間宮(TOXIC WORKS)

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